企業理念

~共立寝具 ビジョンボード~

共立寝具 ビジョンボード

共に生き、共に榮えることを喜びあえる社会をつくる。

商売は、古くから「お互い様」という関係性を大切にしてきました。そこには、お互いがよくなることが自分の為でもあるということや、困ったときは助け合うといった意識や信頼がありました。
ですが、長らく「自分の利益」だけを優先した結果、その関係は消え去ってしまいました。 そうなると、「自分の利益=相手の損」なのです。「自分の勝ち =相手の負け」なんです。売る方は高く売りたい、でも買う方 は安く買いたい。

その結果、経済は発展したけど、何か大切な物が欠けていると感じる社会ではないでしょうか?

本来の正しさ(=正義)とは、自分と全体の一致にあったと私たちは考えています。多くの人にとっても、後世の人にとっても正しいと思えることです。

これから、地域は大きな変化を迎えていきます。人口が減り、 市場が消滅していくことで企業も地域インフラも衰退していきます。そんな時だからこそ、良心を持って、単なる勝ち負けの関係で終わってしまってはダメだと思います。「相手の繁栄が自分の喜び」「自分の成長が周りの喜び」そう言えるような関係性のインフラを商売を通じて社内外に築いていくことを目指していきます。

創業の想い平和の建設と新しい殿堂・
文化をつくる

当社は、1963年にグループ会社弘前ドライより病院寝具機能を分社したことに端を発します。
創業者久保栄三より、「創業の想いは全て社歌にある」と教わったと、初代工場長である大川氏は話していました。
社歌には戦後3年という創業時に立てた「平和の世で、新しい文化を作り、未来へ繋いでいく」という想いが込められています。

◎社歌

一、 奥羽の空に 雲晴れて 新しき生命は 我を呼ぶ 明るき希望を 身にしめて 集う所 我が工場 平和の建設 たゆみなく 我が行く道に 正義あり

二、 高き理想 強き意志 若き我らが 意気を見よ 我らに久遠の 抱負あり 重き使命は ひたすらに 刻苦研さん 努力して 新しき殿堂 打ち立てん

三、 秀麗岩木を 仰ぎ見て 清き流れは 岩木川 日本の北なる この土地に 文化を創る 業をなし この喜びと さきわいを 友よ 永久に 忘れまじ

創業当時の写真

創業者の久保栄三が生前残した詩があります。
高度経済成長の末期に描かれたこの詩は
「今だけ 金だけ 自分だけ」
に向かっていく日本を憂い、良心や正しさとは何か?
を教えてくれています。

久保栄三詩